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お盆の帰省のマナーは?持ち物 服装 お仏壇をおさえよう!

お盆の帰省。何かと気が重いですよね。実家が田舎だとちょっと地区が違うだけでも全然風習が違ってくるし。でも、基本的なマナーを抑えておけば気分的にも安心ですね。

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お盆の帰省は、所帯を持ったとたんに「夏休み」から「お仕事?」みたいな感じになるのはなぜでしょうね。。。そんなに肩肘張らずに気楽に行きましょう!


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お盆帰省のマナー、夫はあてにするな!?

結婚すると、夫妻のそれぞれの実家をどう立てるか、これが大きな問題になることが多いですね。妻が大体の用意をするので、自分の実家なら、お母さんに聞いたり、大体好きなものなんかわかるので、決めやすいのですけど、夫の実家のことを夫に聞くと、

[sc name=”アスオ笑顔左から” ]なんて答えが返ってくることが多いんですよね。

[sc name=”右向きアスオピース” ]なんてことも。

でも、これが、案外曲者で、夫はずっと一緒に住んできたので、気楽に構えますが、妻がうのみにすると後でしっぺ返しが怖いです。

一番は、夫がなんと言おうと、お義母さんに伺うのが一番安全。なんといっても長年家を取り仕切っているのですから、お義母さん=ルールだと思いましょう。

 

妻(自分)の実家でも、結婚して所帯を持つと、「こんなきっちりした人だったんだ。」と母親の意外な一面を知ることにも。また、夫の顔を立てるためにも、自分の実家に対しても礼は尽くしておきましょう。

どちらにしても、一定のマナーを守るに越したことはないですよ。

みんなの例を見てみましょう。

[su_box title=”例1:帰省しなくていいと夫は言うけれど” style=”glass” box_color=”#0ce179″ title_color=”#3f2a2a” radius=”5″] 夫婦共稼ぎで、なかなか時間が取れないので、「お盆はどうしようか」と夫に相談すると、「忙しいし、うちは帰らなくていいよ。」との答えが。「大丈夫だって~。」というが、一応お姑さんに聞いてみると、「お墓参りに帰ってきて」といわれ、帰ることにした。[/su_box]

お盆の帰省はお墓参りも大事になります。夫が「帰らなくていいよ」といってもそうもいかないことが多いので、お義母さんに是非相談を。日程についても相談しておきましょう。相手の都合もありますよ。

[su_box title=”例2: 御供もいらないよ、と夫は言うけれど” style=”glass” box_color=”#0ce179″ title_color=”#3f2a2a” radius=”5″] 手土産を何にしたら良いか夫に聞いてみると、「いいよいいよ。うちはそんなの全然気にしないからさ。」と全然考えてくれません。用意しようとしても「何も持って行かなくていいから!」というから、「独身時代ははそれで良くても結婚したらそういうわけには行かないよ。私が恥をかくのだから、ご両親の好みを教えてちょうだい」とピシっと言いました。[/su_box]

手土産やお供え物などに関して夫が「いいよいいよ」と言っても決して従ってはダメです。たとえ「なにも持っていかなくて良い」と言われても、所帯をもったのだから、そうはいかないことをきちんと伝えましょう。

このように「夫を育てていくのも妻次第よ。」とベテラン主婦に言われましたよ。

お盆なので、お仏壇に御供も用意するようにしましょう。男の人はこういうことをとかく面倒がる傾向があると思っておきましょう。

両家のバランスは?

また、妻の実家と夫の実家のバランスを考えるときは、夫の実家を立てておくと、のちのち良好な関係を築きやすいですよ。同等くらいにして「(嫁の)実家ばっかり大事にして!」と思われてもやりにくくなってしまいます。

お墓参りについても、両家の墓参りの日程がきつい時は、妻の実家のお墓を守る人がいるなら、そのひとに任せて置いて大丈夫です。お墓を守るのは両親や跡継ぎですよ。妻は、もう夫の家に嫁いだ身なので、夫家のお墓を第1に考えます。

 

ついで、気になるのは、持ち物、とくに手土産や御供ですね。

お盆帰省時の持ち物。これは要チェック!

帰省時の持ち物チェック表

  1. エプロン
  2. 手土産
  3. 御供
  4. その他必要なもの

いつでもお手伝いしますよ、という意思表示にエプロンは必須ですね。綺麗でかしこまった服装でいると、お客さん気分??って思われちゃいます。動きやすい服装にエプロンがあるといいですよ。実際汚れても嫌ですからね。

手土産。。夏なので、さわやかに食べられる物が好評ですね。地元の名産(銘菓)も定番です。特になかったら、ゼリーや水ようかんなら、日持ちもするのでいいですね。

ご両親の好みがわかればいいですけど、わからなかったら、日持ちのする涼菓がいいですよ。果物は日持ちしないし、難しいですね。相場は、3~5千円ってところです。

渡すときは、紙袋から出して渡しましょう。

御供

お盆ですし、ご仏壇には御供を用意します。でも、勝手にお供えするのではなく、お義母さん(その家の主婦)に御供です、といって渡します。又は、「お供えしていいですか?」と伺ってからお供えしましょう。

御供には熨斗をします。

地域によってまちまちですが、スタンダードは次のとおりです。

[su_list icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#2a2df1″]

  • 結び関東では四十九日までは白黒、それ以降は双銀の結び切りの水引にします。
  • 関西では初盆のみ黒白、それ以外は黄白の結び切りが多いです。[/su_list]

結び切りの下に名前をかきます。御供を購入するときに店の人に熨斗をかけてもらいましょう。お盆の御供です、といえば、首尾よくやってくれますよ。

ご仏前

これは、用意することもあるし、しないこともあるんです。

なんと、1つの家でも兄弟によって対応が様々ということもあるくらいです。もし、お仏壇にご仏前がお供えしてあるようなら、来年から持っていくということも出来ますね。これも、聞いてみてもいいでしょう。(夫に、ではないですよ、念のため)または、観察することも大事ですね。

御供も手土産もあとで分けられるようなものが一般には喜ばれます。なんと、地区によっては、お金とお菓子をご近所に分けて歩くという風習もあるそうな。


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意外と知らない!?お仏壇と挨拶のマナー

私のうちにはお仏壇があったので、困ったことはなかったですね。でも、友人の実家にはなかったので、初めて夫の実家のお仏壇を拝む時、大失敗しちゃったんですって。お線香の火をフーっと息で消したんです。これにはお姑さんびっくりだったそうですよ。こんなことにならないためにもまず、各宗派共通のマナーをチェックしましょう。

各宗派共通のマナー

お仏壇を拝む流れ

  1. お仏壇の前にすわり、ロウソクに火をつけます。
  2. 線香を1~3本(宗派による)とり、先端に火をつけます。
  3. 線香立ての灰の真ん中に線香を立て(浄土真宗以外)鈴を鳴らし、合掌。

合掌のまえに、鈴(りん)を2回ならしますが、鳴らさないこともあるようです。私の家では、いつも2回鳴らしてから拝んでました。

気になる。。よくわからないときは動画をチェックです。8分20秒辺りからお参りの作法が出てきますので参考にしてください。

[su_youtube url=”https://youtu.be/W1G0nFRufYg”]https://youtu.be/byUTvpyyMeg[/su_youtube]

お寺さんによっても違いがあるので、わからない時は、聞くのが一番です。

細かいことですが、線香の本数も宗派によって違いがあります。

[su_list icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#2a2df1″]

  • 真言宗、天台宗は3本
  • 日蓮宗、臨済宗は1本
  • 浄土真宗は1本を2,3本に折って寝かせます[/su_list]

[sc name=”右向きももちゃん?” ]

これもお寺さんによって違いがあるようですよ。聞くのが一番です!

[su_box title=”注意! タブー(宗派共通)” style=”glass” box_color=”#0ce179″ title_color=”#3f2a2a” radius=”5″]火を消す時、息を吹きかけてはいけません。 線香の火を消すときは、持ったまますっとしたに引くと消えますよ。 蝋燭の火は、右手であおいで、消します。または、火消しをかぶせて消しましょう。[/su_box]

まとめ

細かい事も言いましたが、要はわからないことは、夫ではなくお母さん達に聞く、ということです。一家の要は主婦です。長年取り仕切っているのですから何でもご存知というか、お母さん(お義母さん)= ルール、と思っておけば間違いはまず無いでしょう。

誰でも最初は初心者です。上手く振る舞えなくても大丈夫。観察して、聞いて、だんだん馴染んでいきましょう。

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