酒に弱くても酔わ ない方法!ばっちり飲み会対策!下戸テスト付き
お酒に弱いと飲み会参加も心配になりますね。飲み会は、とかく自分のペースを守るのが難しいので困ります。気持ち悪くなるのはまっぴらごめん。酔わないために、飲む前後、飲み会中に簡単に出来る対策も網羅しました。また、避けた方がいいお酒もご紹介します。
お酒に強い体質かどうか、簡単にわかるテストもお試しください。
飲み会に行く前に
まず、飲み会に行く前に出来る対策をご紹介します。
アルコール対策は、飲み会に行く前日から出来れば始めたいものです。
寝不足や疲れすぎなど、体調が悪いと、いつもはお酒に強くても、変に酔っぱらってしまいます。前日の夜は早めに寝て、体調を整えておきましょう。
そして、飲み会に行く前には、コンビニに立ち寄って対策グッズを購入しましょう。コンビニで買える簡単な対策グッズをご紹介します。
コンビニで買えるおすすめ対策グッズ
牛乳・チーズ・ヨーグルト
すきっ腹にアルコールを飲むと、急激に多量に吸収してしまい、酔いが早く回ってしまいます。こんな事態を避けるため、飲み会の1~2時間前に牛乳、チーズ、ヨーグルトなど良質のたんぱく質を摂りましょう。
良質のたんぱく質は肝臓の働きを助けます。
オリーブオイル・バターなど脂質
また、アルコールの吸収を遅らせるために、前もって脂質を摂り、胃に脂質の保護膜を張っておくことも有効です。
海外では、お酒を飲む前に、オリーブオイルやバターを食べるそうですよ。オイルやバターをパンにつければ、食べやすいですね。
クリームたっぷりのケーキ類も有効です。ケーキを1つ食べれば、すきっ腹にもならないし、一石二鳥です。
柿・干し柿
フルーツにはビタミンCなど入っていて、アルコールに対抗してくれるんですが、中でも秀逸なのが柿です。
柿に含まれるタンニンやアルコールデヒドロゲナーゼは、いずれもアルコールの代謝に大きな役割を果たします。
飲み会前と後、出来れば、飲み会中にも食べるようにしましょう。
トマトジュース
トマトジュースもどこのコンビニにも売ってますね。トマトのリコピンがアルコールに対していい仕事をしてくれます。肝臓を守ってくれるので、飲み会前とあとに1本ずつ飲みましょう。酔い方も楽ですし、二日酔いにも効果があります。
ドリンク剤
これまでの対策だけでも、十分とも思いますが、ドリンク剤は、有効です。酔い方が全然変わります。
ウコン系、ヘパリーゼ系などでもいいですし、ユンケル、リポビタンDなど、タウリンが入っているものでもいいです。
後悔しない飲み方
お酒に負けないための飲み方、食べ方です。ちょっとしたコツで結果が変わってきますよ。
1.乾杯の後
乾杯の時は、少し飲むくらいにしておきましょう。グラスが空くとどんどんつぎたがる人がいるので、減らさないことが大事です。
お通しがあるので、食べましょう。
2.おすすめの食べ物
とにかく、飲むことよりも食べることを優先しましょう。食べることを優先すれば、アルコール量が少なくなりますし、栄養が胃や肝臓を保護してくれます。
食べ物中でも特におすすめなものを紹介します。
油の入ったもの
・サラダ・・・油の入ったドレッシングをかけて食べることで、脂分を摂ります。
・揚げ物・脂ののった魚・・・油脂を食べることでアルコールの吸収を穏やかにします。また、たんぱく質も豊富です。
3.なるべく酔わない飲み方
水を飲む
少なくともアルコールと同量の水を飲みましょう。アルコールを頼むときに必ず、水を氷抜きで同時に頼みます。
こうすると、アルコールの濃度も薄まりますし、アルコールによる脱水も防げます。この方式をとるようになってから、明らかに悪酔いしなくなりました。
トイレに行く
アルコールと同時に水もどんどん飲むと、近くなるのがトイレです。
トイレは、行きたくなったらさっさと行きましょう。アルコールを体外に排出出来ますし、トイレ休憩にもなるので、なるべく時間を取ってのんびり行くようにします。
ノンアルコールドリンクでごまかす
- ビール ⇒ ジンジャーエール・・・無理か??
- ウーロンハイ ⇒ ウーロン茶 ・・・これはばれない
など、似ているノンアルコールドリンクを飲めば、雰囲気も壊しません。
お酒を飲むなら
チューハイを薄ーく作ってもらいます。これをちびちび飲むと、そのうち氷も解け、さらに薄くなってほぼノンアルになる、という作戦。
もし、カクテルがあれば、トマト物がおすすめ。
先に行ったように、トマトは肝臓を守ってくれるので、トマトジュースのカクテルがいいですよ。
中でもおすすめなのは、レッド・アイ。
これ、ビールとトマトジュースのカクテルです。ビールは、アルコール度数がお酒の中では低い方なんです。だから、トマトジュースで割れば、なおよしってわけです。レッド・アイは、もともと二日酔いの迎え酒として飲まれていたとか。。
避けた方が良いお酒
ワイン(特に赤)
ビールがアルコール度数5なのに対し、ワインは14と、もともとアルコール度数も高めです。しかし、何より危ないのは、安い赤ワインには、メタノール(メチルアルコール)がより多く含まれること。
メタノールは、エタノールより処理に多くの時間が必要なうえに、代謝の過程で毒物を生成するので、悪酔いの原因になるんです。
メタノールは、果実の皮の近くにあるので、果実を原料とする酒に含まれ、特に皮ごと使う赤ワインに多いのです。
高級ワインであれば、製造過程でメタノールを多く除去しますが、安物だと取りこぼしが多いのです。だから、安物ワインで悪酔い、しやすくなるのです。
安物のウイスキー・ブランデーなど
ワインと同様です。高級品は、メタノールなどの不純物は少ないのですが、安物は、不純物が多いのです。だから、安物は悪酔いしやすいのです。
飲み放題などのお酒は、要注意です。そうはいっても。。ですね。私もいつも飲み会といえば、飲み放題付きです。明朗会計なので、楽ですもんね。
安物は避けられないとしても、知識として知っておけば、水を多く飲む、トイレに行くなど、対策も出来るので、自己防衛してください。
飲み会帰り・家に帰ってから
飲み会が終わり、家路についたら、コンビニでアルコール対策グッズを購入します。明日の朝は(たぶん)気分よく目覚められるはずです。
トマトジュース
前述のトマトジュース。これ、ほんと、おすすめなんです。うっかり飲みすぎちゃったな、と思っても、トマトジュースを飲んだら、不思議と二日酔いにならずに済みます(私見です)
グレープフルーツジュース
メタノールによるダメージだとフルーツジュースはおすすめできません。メタノールは果実にも含まれるからなんです。
でも、そうでなければ、クエン酸、果糖、イノシトールなど、肝臓をサポートして、アルコールの分解を促進する成分が含まれるグレープフルーツジュースはおすすめです。
学生の頃、二日酔いの時に何気なくグレープフルーツジュースを飲んだら、霧が晴れるように楽になった記憶があります。
シジミの味噌汁のもと
シジミの味噌汁って肝臓の強力なサポーターなんです。
- ミソ ~ コリン、
- シジミ ~ グルタミン、オルニチン、タウリン
などの有効成分がぎゅっと入っています。
スポーツドリンク
アルコールによる脱水を防ぐために、水分補給が必要です。
水でもいいですが、スポーツドリンクなら、必要な糖分なども入っており、吸収もいいのでおすすめです。ただし、気分が悪いときは、冷たいと負担がかかるので、常温~人肌の物を飲みましょう。
柿(干し柿)
柿があるシーズンなら、ぜひ食べましょう。飲んだ後でも有効です。
家についたらやること4つ
- 水分補給に努めます。
- お風呂は、脱水にならないように要注意。
- シジミの味噌汁、トマトジュースなどを飲んでおきましょう。
- 少し胃を休めてから横になりましょう。右を下にして横向きで休みます。
アルコールトレーニングは有効か?
アルコールに慣れてないから弱いんじゃ?トレーニングしたら強くなるかしら?
そこんとこ、どうなんでしょう?
アルコールパッチ(下戸)テスト
簡単なテストで下戸かどうかわかります。
1.市販の消毒用アルコールを脱脂綿に2,3滴しみこませます。それを、肘の内側にばんそうこうで貼り付けます。
2.7分待って、はがします。
3.はがした直後の皮膚の色を観察 ⇒ 判定1
4.さらに10分後にもう一度皮膚の色を観察 ⇒ 判定2
結果:
Aタイプ 判定1、2とも肌色に変化なし~アルコール分解能力 充分
Bタイプ 判定2で赤く変化~アルコール分解能力 弱し
Cタイプ 判定1で赤く変化~アルコール分解能力 無し
B,Cタイプだったら、無理してお酒を飲まないようにしましょう。
飲み会を楽しく乗り切るには?
飲み会で大事なのは、アルコールを飲むことじゃなくて、会話や雰囲気を楽しむことですよね。
酔っぱらいは、空いているグラスを見ると、ついつい、注ぎたくなります。ゆっくり飲むことで、自分のペースを守りましょう。
飲み会前後に対策を講じ、ペースを守って、乗り切りましょう。