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食後に眠い理由は?血糖値の急上昇を抑える糖質制限の食べ物は?

朝から体が重い。やる気がでない。何より、食後どうしようもなく眠いので、仕事にならないほど。こんな症状にずっと悩まされていました。この病的な眠気の理由と対処を調べていくと、ある一つの原因に突き当たりました。

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食後にどうしようもなく眠い理由

午後からのミーティングやセミナーなど、どんなに興味があっても必ず眠くなってしまう。仕事だって同じこと。無理やりおきても頭がボーっとして効率がひどく落ちてしまう。。。

でも、夜になると、頭が全開になります。だから、午後にできない仕事を夜中に回すことになり、寝るのが遅くなり、しかも、頭が興奮して寝付きも悪い。まさに悪循環。

これではいけない、身体に悪すぎますよね。夜の睡眠不足を疑い、仕事も放り出して、早く寝て睡眠時間を確保してみても。。

それでも、寝起きは今一つだし、午後から居眠りしてしまうんです。

こうなったら、もはや睡眠不足の問題じゃないんですよね。

そこで、調べていくと、不安定な血糖値の問題にぶち当たりました。

不安定な血糖値

 

血糖値は御存知の通り、血中に溶け出している糖の量ですよね。糖分は食事から摂取されるので、食後は誰でも血糖値が上昇します。そして、上昇した血糖値を平常に戻そうとして、膵臓からインスリンが分泌されます。このインスリンの働きで血糖値を下げるんです。

 

問題は、この上昇と下降のあり方なんです。

 

血糖値が急激に上昇すると、身体がびっくりし、インスリンを大量に分泌して、高い血糖値を必死に下げようと働きます。その結果、インスリンの分泌が多すぎて、急激に血糖値を下げすぎてしまうんです。下げすぎてしまうので、血糖値が元の適正値よりも低くなってしまうのです。

 

その結果、身体は低血糖の状態になってしまうのです。

 

低血糖になると、脳の栄養がまわらなくなり、頭がまだボーッとしたり、眠くなってしまうのです。これが、食後の睡魔の原因です。

 

理想は、食後血糖値がゆるやかに上昇し、適量のインスリンが分泌され、ゆるやかに血糖値が下降することです。そうすれば、下げ過ぎが起きることなく、適正な血糖値になります。

血糖値が安定すると、やる気や集中力が本来の状態になり、身体も軽く精神的にも落ち着きますが、逆に不安定になると、やる気が出ない、身体が重い、頭がボーっとしてしまうのです。

 

では、この急激な血糖値の上昇が起きる原因は何でしょうか?

 

それは、私の大好きな炭水化物なんです(泣)

 

食事で炭水化物を多く摂取すると、血糖値が急上昇してしまいます。大好きな食事の後の甘いデザートもご法度。

 

特に朝の目覚めが悪くて、ボーッとした昼間を過ごし、お昼ごはんの後から夕方にかけて眠くなる人は、夜中に低血糖になっているんですって。

どういうことかというと、昼ごはんと晩ごはんのあとの血糖値の乱高下により、寝ている間に低血糖状態に陥り、睡眠の質がとても悪くなるのだそうな。だから、昼間に元気が出ないのです。

 

私のように、甘いものや白米、パンなどが好きで、小腹がすいたり、口寂しいときに、ちょくちょく甘いものを食べていると、その度に血糖値の乱高下がおき、イライラや不安、眠気などの症状がでてしまうのです。

 

では、どうしたら、この不快な状態を断ち切ることが出来るでしょう?

 

血糖値の急上昇を抑えるには?

血糖値の急上昇を抑えるためには、その原因となる炭水化物を食べないようにすればいいのです。

 

今ダイエットで流行っている、糖質制限を少なくとも昼と夜の食事に取り入れましょう。血糖値の安定によって、夜の睡眠の質が上がり、朝の目覚めも良くなり、昼間も楽に過ごせるようになります。

運動も効果的です。食後に軽く運動をすると、糖が消費されるので、インスリンの分泌が少なくて済むのです。

 

また、食べる順番を少し変えるだけで血糖値の上がり方が緩やかになるのです。

まず、野菜などの食物繊維のあるものから食べ、その次にタンパク質を食べます。最後に炭水化物を食べるようにしましょう。

 

糖質の高いものは、白米、パン、パスタ、うどんなどの小麦粉製品、砂糖などの甘いものイモ類、とうもろこしなどです。

これらの食品はなるべく避け、代わりに、肉、魚などのタンパク質、野菜を食べるようにしましょう。

口さみしい時には、ナッツ類や果物、チーズ、スルメイカなどがおすすめです。

skeeze / Pixabay

また、市販のソース類には思いの外、糖質が多く含まれています。糖質制限をしっかりやろうとすると、味付けは塩コショウとレモンや酢となります。しかし、そこまできっちりやると息切れしてしまいますね。

 

眠くならないのが目的なので、身体と相談しながらが一番続く方法です。

炭水化物もスッパリと切り捨てずに、食べた後に眠くなるかどうかを試しながら、量を調節する、という方法もありますよ。

では、具体的には、どんな食品がOKで、どの食品を避けたらいいのでしょう?


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糖質制限中に避けるべき食べ物は?

食品を食べた後の血糖値の上昇スピードを表したGI値というものがあります。GI値の高い食品は血糖値が急上昇するので、避けましょう。避ける目安は61以上です。

takedahrs / Pixabay

主食では、

  • 小麦粉製品のパン類、うどん(そうめんも含む)、パスタ類
  • 白米と白米製品(餅など)
  • とうもろこし
  • イモ類 じゃがいも、長芋、里芋(この中ではジャガイモがダントツ高いです)

野菜でも。。人参、かぼちゃ

果物では、すいか、パイナップル、乾燥バナナ

そして、もちろん、糖類は全般です。

 

主食類では、精製していないものがオススメです。例えば、玄米や全粒粉を使ったパスタ、パン類、雑穀類、そばなどです。また、シリアルでは、オートミールやブラン製品がよいでしょう。

糖類は、全般に高GIです。白い砂糖類は、軒並み100を超えていますので、ご法度ですが、黒砂糖は99,はちみつは88,メープルシロップは73となっています。

 

まとめ

眠気は意外なことから起きているのです。カフェインやツボ押しなども紹介していましたが、根本的な問題から解決していくのが一番ですね。
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砂糖を食べない食生活をしている人の名言があります。

時間が戻っていくようだ。

まずは、ゆるりと低糖質生活をしてみてはいかがでしょうか?

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