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年賀状が故人に届いたら、返事はどうすればいいの?文例も教えて!

お身内をなくし、つらい思いの時に故人宛ての年賀状が届くと、心が乱れます。中には、何年も届く、という例もあるくらいです。

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遺族としては、つらい思いをしますし、返事に悩むところですね。そんなときの返事の仕方と、お返事の文例です。

故人宛ての年賀状の事情

個人宛てに年賀状が来ることは多々あることですね。喪中はがきなどで、亡くなったことを連絡していても、パソコンで、一括印刷などをしている場合には、うっかり送ってしまうこともあるかもしれません。
なかには、そのまま何年も送ってしまうことも。

しかし、遺族にしては、死亡通知送っているはずなのに、どうしたものか、と悩むところです。もし、何年も送ってくるようなことがあれば、先方は、もはや亡くなったことを失念、または最初から知らない可能性が大きいですし、うっかりミスで、パソコンのデータを更新してないこともあります。

先方にも色々事情があって(例えば本人高齢で、家族が代行しているなど)行き違いもあるでしょう。何年も経ってから、実はずっと前になくなっていた、ということを知るとショックは大変大きなものになってしまいます。

できるだけ早く教えて差し上げましょう。

寒中見舞いを使いましょう

遺族としては、たとえ、以前に知らせてはいても、ここでもう一度、本人が亡くなっていることを相手に知らせないといけません。

年明け、松の内が過ぎたら、寒中見舞いを出しましょう。寒中見舞いは、普通ハガキに、普通の切手でだします。

内容は、

  • 季節のあいさつ
  • 本人がなくなっていること
  • 年賀状のお礼
  • 知らせ出来なかったことのお詫び
  • お付き合いのお礼
  • 遺族(差出人)の名前
    などになります。

これで、先方に気づいてもらいましょう。

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送っても、また来年来るようでしたら、よっぽど常識のない人なので、返事はもう書かなくてもいいのだと思います。中には、受取拒否の処理をする人もいるくらいです。

寒中見舞いの文例

では、具体的にどんな文例があるかを見て行きましょう。これをたたき台にして、アレンジして使ってくださいね。

[su_note note_color=”#d9feff” radius=”5″]寒中お見舞い申し上げます。

ご丁寧なお年始状をいただき、ありがたく存じます。 母○○こと、(長らく病床におりましたが)昨年○月○日他界いたしました。 ご通知が遅れましたこと深くお詫び申し上げます。 故人になり代わり、生前に賜りましたご厚誼に対しまして心より御礼申し上げます。

平成○年 1月 ○日 長男 △[/su_note]

 

[su_note note_color=”#d9feff” radius=”5″]寒中お見舞い申し上げます

ご丁寧な年賀状をいただきまして、ありがとうございました。 皆様にはお健やかに新年をお迎えになられたとのご様子、何よりと存じます。 昨○年○月に、父○○は急逝いたしました。 ご通知が遅れましたことを深くお詫び申し上げます。 父が生前に賜りましたご厚情に深謝いたしますとともに、 皆様の一層のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

○年1月○日 ○○ ○○ 長男 △[/su_note]

何年か前に亡くなった場合の文例

[su_note note_color=”#d9feff” radius=”5″]寒中お見舞い申し上げます

年初にはご丁寧な年賀状を賜り、大変ありがとうございました。 父○○○○(←お父様のお名前)は○年前に逝去致しました。 早速ご連絡申し上げるべき処でございましたが、ご通知の不手際、 どうぞご容赦下さいようお願い申し上げます。 生前のご厚情に感謝致すと共に、 □□様始めご家族の皆様がご健勝でありますよう心よりお祈り申し上げます。 どうもありがとうございました。 寒さ厳しき折柄、ご自愛下さいませ。

○年1月○日 ○○ ○○ 長男 △[/su_note]

まとめ

ご家族が亡くなられたあと、ご遺族は、手続きなどの事務処理や、書類整理、各種通知など、やることが多くて心身ともに、お疲れ様です。

しかも、ご自分とは、直接関係のない人とのやりとりは、神経をつかうものです。

一刻も早く、平穏なお気持ちになれますよう。

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skeeze / Pixabay

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