賞味(費)期限の英語表記の読み方は?なんの略、expってなに?
コストコで大量に食品を買ってきたら、今度は賞味期限が気になりました。アメリカ式とイギリス式では、表示方法が違うのですよ。ここだけは抑えておきたいポイントはなんでしょう??
実際の賞味期限表記の例
ちょっとスーパーに行くと、こんなにもいろいろな表記例がありました。
これは、カナダ産メープルシロップのキャップに書かれている例です。
EXP 2018 04 と書かれています。
これは、はちみつのキャップ。(どこ産だったか。。失念しました(*_*;)
P 2014. 04.30
E 2016.04.30 と書かれています。
これはメープルシュガー、カナダ産です。
EXP.2016.06
と書いてあります。
こちらは、うちにあったペットフードです。アメリカ合衆国産です。
BEST BEFORE 22 JUN 15
となっています。
これは、コストコで買ってきた冷凍イチゴの賞味期限です。アメリカ合衆国産です。
BEST BEFORE 2016.06.07
と書いてあります。
これも、同じくコストコで買ってきた、冷凍ブルーベリーです。アメリカ合衆国産です。(上にUnited Kingdomとなっていますが、これは、原産国名では、ありません)
BEST BY 2015.11.12 ですね。
これは、コストコで買ってきた、コーンの缶詰の裏です。アメリカ合衆国産です。
BEST BY 09 07 13
と書いてあります。
これは、コストコで買ってきたマッシュポテトフレークの賞味期限です。
Best before end 201601
ですね。
ここまで見て見ると、Best before ,exp などの言葉が多いようです。では、この言葉の意味を見て行きましょう。
賞味期限の英語表記
これまで見てきたように、Best before 、 BEST BY と書いてあるのが、 賞味期限です。
直訳すると、 例えば、BEST BEFORE 22 JUN 15 は、美味しく食べられるのは、15年6月22日まで、です。
賞味期限の考えは、日本でも同じで、美味しく食べられるのは、いついつまで、ということですから、わかりやすいですね。
同じようですが、Best before end 201601 は、美味しく食べられるのは、2016年1月末まで、です。end は、終わり(末)を意味するので、2016の1月の終わりまで、ということになります。
消費期限の英語表記
消費期限は、EXPとか、E と書いてあるものです。これは、expiration dateの略で、消費期限のことです。ですから、EXP.2016.06 は、 2016年6月が消費期限です。
P 2014. 04.30
E 2016.04.30 となっている、上の段のP は、Production date の略で、 製造日です。ですから、この場合は、2014年4月30日 製造で、2016年4月30日消費期限です。
use-by date / expiry date (英)も消費期限の意味になります。でも、この表示は、はちみつやメープルシュガーに記載されていたんです。どうみても、はちみつやメープルシュガーが、すぐにだめになるとは、考えられないですよねえ (^_^;)
どうも、賞味期限BEST BEFORE (BEST BY)と消費期限 EXP (E)とは、曖昧になっているようですねえ。
実は、イギリスの食品研究所のレポートでも、消費期限と賞味期限の使い分けが広くは認知されていない、って書いてあったんです。というわけで、大体 EXP / EXPIRY / E / USE BY / もBEST BEFORE / BEST BY も ほぼ同じと見て良さそうですね。
日付表記の問題
もうひとつ、英語表記がわかりにくくなっているのは、日付表記が日本語と違うからなんです。しかも、イギリス式とアメリカ式でも違うから、ああ、こんがらかりますね。
日付の順番:
[su_list icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#0967da”]
- 日本語 => 年/月/日 例 2016 09 13
- アメリカ式 => 月/日/年 例 09 13 2016
- イギリス式 => 日/月 /年 例 13 09 2016[/su_list]
となります。
アメリカ式を採用しているのは、アメリカ、カナダなど。イギリス式を採用しているのは、 イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ。カナダに至っては、どちらかわからないですね (´・ω・`)
月を数字でなくて、名前で表記することもあります。
略
1月 JANUARY JAN
2月 FEBRUARY FEB
3月 MARCH MAR
4月 APRIL APR
5月 MAY —
6月 JUNE JUN
7月 JULY JUL
8月 AUGUST AUG
9月 SEPTEMBER SEP
10月 OCTOBER OCT
11月 NOVEMBER NOV
12月 DECEMBER DEC
ですから、 先ほどの日付表記の表をつきの名前にしてみると
[su_list icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#0967da”]
- 日本語 =>年/月/日 例 2016 09 13
- アメリカ式 =>月/日 / 年 例 SEP 13 2016
- イギリス式 =>日/月 /年 例 13 SEP 2016[/su_list]
となります。
まとめ
賞味期限、消費期限とも、まずは、日付らしきもので目をつけ、印字している部分を探しましょう。
[su_note note_color=”#d9feff” radius=”5″]Pがついていたら、製造年月日を表示しています。 EX(E) または、 BEST とかいてあれば、消費または、賞味期限です。[/su_note]
厄介なのは、日付でしたね。
イギリス、アメリカは同じ英語を使ってはいても、表現が微妙に違うんですね。慣れれば、わかりやすいのですが、5月6日などだと、どちらかわかりにくいですね。このようなときは、輸入元を確認してみてくださいね。カナダ以外なら、わかりますから。イギリス式の国は、国旗がユニオンジャックの小型版が付いている国が多いです。
[su_note note_color=”#d9feff” radius=”5″]覚え方は、「イギリスは、反対」
イギリス式は、日本式と正反対なので、 こちらを覚えましょう。[/su_note]
アメリカ式は、違う方、と思えば、なんとかなるでしょう?