脇汗の臭いの原因はワキガ？自己診断とチェックで簡単にわかる！

なんだかみんなが鼻をすする。。一度気になると余計緊張で汗をかいてしまいます。気になって生活に支障が出てしまうことも。自分を追い詰める前に、その脇汗の臭いの原因はワキガなのか自己診断をしてみましょう。

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脇汗の臭いの本当の原因は？

実に多くの人が自分の臭いに悩んでいます。特に、脇汗の臭いには神経質になりがちです。しかし、脇汗や脇汗の臭いで悩んでいる人の多くはワキガではありません。

ワキガとは？

汗腺には、エクリン汗腺とアポクリン腺があります。アポクリン腺から出る汗がワキガのもとになります。白っぽく粘り気があり、タンパク質、アンモニア、脂質、糖質、鉄分などが含まれ、これらが、菌により分解されることで、ワキガ独特の臭いをだします。

一方、エクリン汗腺から出る汗は、サラッとしていてほとんどが水でほぼ無臭です。が、体調が悪い時や運動不足の時は、老廃物が混ざり、臭いも生じてきます。

ワキガの自己診断！私はどっち？

ワキガ体質には、いくつかの特有の現象がありますので、自己診断をしてみましょう！

１．耳垢が湿っぽい？

耳の中には、アポクリン腺だけで、エクリン汗腺が存在しません。ですから、耳垢が湿っぽいということは、アポクリン腺が多い体質と言えるでしょう。

ところが、耳垢が湿っぽいからといって、絶対にワキガ体質、というわけでもないのが難しいところ。耳にアポクリン腺があるからといって、脇に多く存在するとも言い切れないのです。

また、同じ理由で、耳垢が乾いているからといって、絶対にワキガ体質ではない、ともいいきれません。耳垢が湿るほどアポクリン腺がなくても、脇にはあるかもしれないからです。

ですが、耳垢は1つの指針にはなるようです。

２．耳毛が多く太い？

アポクリン腺は、毛根付近にあるので、耳毛が多く太いとそれだけアポクリン腺がある可能性が高いというわけです。

３．脇毛に白いものが付く？

アポクリン腺の汗は、白っぽいので、それが乾いて脇毛に付くことがあります。白いものが付くという時は、アポクリン腺の活動がかなり活発といえましょう。

人によっては白よりも黄色っぽくなることもあります。ただし、エクリン汗腺からの汗も時間が経つと黄ばんできますので、ご注意を。

４．脇毛が濃いか？

男性では、ネコ毛の脇毛の人にアポクリン腺が多いといわれ、女性は逆に太くて多い人にアポクリン腺が多いと言われています。

５．洋服の脇の部分が黄ばむ？

アポクリン腺の汗は、前述のとおりいろいろな物質を含み、白っぽいものです。これが洋服について、黄色っぽくなります。

しかし、デオドラントスプレーの中には、黄色くなる物があるので、自己診断の時は、スプレーを使わずにテストしてみましょう。

また、エクリン汗腺の汗も時間が経つと黄ばみますから、洗濯済みの衣服でみてみてくださいね。

６．両親のどちらかがワキガ？

親がワキガの場合、3割の確率で遺伝すると言われています。

以上、６つのポイントをチェックしてみましたが、どうでしたか？白黒はっきりつきやすいものもあれば、どちらとも取れるものもあり、わかりにくい、というのが、私の感想です。

なんか、こう、はっきり分かる方法はないか？臭いをかげば、いいのでは？

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ワキガの臭いセルフチェック！

実は、臭いって、鼻が慣れてしまい、自分のことはわからないものなんですよね。嗅覚は疲労しやすく、常に嗅いでいると感じなくなってしまうのです。

ですから、同じ臭いを嗅いでいる、一緒に住んでいる家族は、臭うかどうか聞いてもわからないことが多いのです。

ワキガのひとでも、他人のワキガは、感じます。これは、ワキガの臭いには個人差があるからなんです。また、自分がわきがでも、いつも臭うわけではない場合、感じることがあります。

ということで、臭いのセルフチェックは、一旦疲労した鼻をリセットしてから、ということになります。

セルフチェックのやり方

1. お風呂前に、1日着たシャツをポリ袋にいれて、保管する。
2. 次の日のお風呂あがりに臭いを嗅ぐ。

ワキガなら

• 玉ねぎ、などのツンとした臭い
• 鉛筆の芯
• 雑巾臭
• クミンの強い臭い
  などの臭いがします。

わきがでない場合は、酸っぱいような臭いで、汗の乳酸に皮脂が反応した臭いです。これは、エクリン汗腺からの臭いです。こういう場合は、運動をして「いい汗」をかく訓練をすると、しだいに臭いが軽減してきます。

まとめ

わきが診断をしてみて、まだ迷うようでしたら、皮膚科や形成外科、美容形成外科などで診てもらうのがいいでしょう。

受診前に、よく実績など調べたほうがいいですよ。調べてから、電話などで相談してみて対応をみるのもいいでしょう。

周囲の目（鼻）が気になって、生活が苦しくなるひとも多い臭い。悩んでいないで、相談されることをおすすめします。

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