紅茶の効能は?知らないと損!驚くほど強力な8つの健康効果
紅茶の赤い色、安らぐ香り。。
我が家には欠かせない飲み物になっています。毎日楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。でも、コーヒー、緑茶、ココアに比べ、その効能って??
紅茶の有効成分と効能をまとめてみましょう。
紅茶の有効成分
紅茶にはカルシウムやカリウム、ビタミンB1・B2、ナイアシンなどのビタミン類やミネラルに加えて、テラフラビン、紅茶フラボノイド、カフェインという紅茶固有の有効成分があります。
テラフラビンとは、緑茶のカテキンが発酵した際に合成される、紅茶の赤い色素でポリフェノールの一種です。
これら、紅茶独特の有効成分が驚きの働きをしてくれているのです。
紅茶の驚きの効能8つ
抗酸化防止効果で成人病予防
抗酸化作用・血中コレステロールの抑制作用血糖上昇抑制・動脈硬化抑制作用が期待できます。これらの作用によって、生活習慣病の予防にも効果があると言われています。
紅茶を摂取し続けると、ガンになりにくくなる効果も。ガン細胞が別の血管に接着するのを阻害することが実験でわかっています。(動物実験)
ダイエットにも効果
紅茶カテキン”には、糖分分解酵素があります。また、“カフェイン”には、脂肪分解作用・脂肪燃焼促進作用があります。
ラットを使った実験では、水を与えたラット群よりも、紅茶を与えたラット群のほうが、体重の増え方が2割も少なかったのです。紅茶を与えたラット群は、肝臓の周りの脂肪や中性脂肪が水を与えたラット群よりも、はるかに少なかったということです。
ビタミン・ミネラルの栄養補給
カルシウムやカリウム、ビタミンB1・B2、ナイアシンなどのビタミン類やミネラルが豊富に含まれています。カルシウムまで含まれているなんて、意外ですね。
殺菌作用
風邪の時期には、紅茶でうがいをすると、風邪ウイルスだけでなく、インフルエンザにも有効です。しかも、出がらしで効き、即効性があるのです。
実験によると、市販のうがい薬よりも強く作用するという驚きの結果になっています。その上、細胞がウィルスに感染しても、増殖を抑える働きもあるのです。
毎日の紅茶うがいで、安全にインフルエンザ予防ができますね。
それだけではなく、
水虫の白癬菌に対する殺菌効果も証明されています。出がらしで、足の紅茶浴をすると、水虫予防になりますね。
口臭予防
紅茶カテキンによる、口臭予防を期待できます。
歯垢防止や虫歯予防
テラフラビンや紅茶カテキン”には、歯垢を予防する効果あります。紅茶に入っているタンニンには、歯のエナメル質の強化に役立つフッ素が含まれています。
目の疲れをとる
紅茶をまぶたに塗ると、カテキンや各種ビタミンが作用して、疲れ目に効きます。
朝起きて、まぶたがはれてしまった時は、出がらしのティーバックをまぶたに乗せて冷やすと腫れがひきやすいです。
リラックス
紅茶を飲むと、リラックスする、といわれていますが、脳波を取る実験結果があります。それによると、紅茶の香りを嗅いだときから、脳はリラックスし始め、飲み終わると、更にリラックスが深くなるということがわかりました。
主観だけでなく、実験によっても明らかなのですね。
飲み方に注意!
空腹時には、飲まないほうがいいでしょう。胃壁を荒らすことがあります。飲みたいときは、ミルクティーにすると、和らぎます。
寝る前には、避けたほうがいいでしょう。利尿作用と覚醒作用がありますので、眠りの質が悪くなることがあります。
貧血の人は、気をつけましょう。ヘム鉄は大丈夫なのですが、非ヘム鉄は、タンニンと一緒にとると、吸収されにくくなります。
野菜や海藻などの植物性食品に含まれている非ヘム鉄
食後に飲むと、せっかくの鉄分が吸収されにくくなってしまいます。
安物紅茶に、ご用心!
安物の紅茶には、フッ化物というものが多く含まれていることがわかりました。
このフッ化物は、長い期間摂り過ぎると、うつ病、疲労、体重増加、筋肉関節痛、コレステロール上昇、心疾患、骨粗しょう症などを起こしやすくなる可能性があるものです。
安物(徳用ティーバック)の紅茶に使う茶葉は、成熟したものが多く、紅茶の葉は、成熟するとフッ化物を多く蓄積してしまうのです。
ちなみに、安物でないものなら、幼い葉を使うので、心配はありません。
まとめ
貧血や空腹時を避ければ、紅茶は飲んでも、塗っても、うがいにしても、素晴らしい効果がたくさんあるのですね。
出がらしも、これからは有効活用していきたいですね。