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賞味(費)期限の英語表記の読み方は?なんの略、expってなに?

コストコで大量に食品を買ってきたら、今度は賞味期限が気になりました。アメリカ式とイギリス式では、表示方法が違うのですよ。ここだけは抑えておきたいポイントはなんでしょう??

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実際の賞味期限表記の例

ちょっとスーパーに行くと、こんなにもいろいろな表記例がありました。
DSC_1087

これは、カナダ産メープルシロップのキャップに書かれている例です。

EXP 2018 04 と書かれています。
DSC_1086

これは、はちみつのキャップ。(どこ産だったか。。失念しました(*_*;)

P 2014. 04.30
E 2016.04.30 と書かれています。
DSC_1088

これはメープルシュガー、カナダ産です。
EXP.2016.06

と書いてあります。
DSC_1085こちらは、うちにあったペットフードです。アメリカ合衆国産です。

BEST BEFORE 22 JUN 15

となっています。
DSC_1079

これは、コストコで買ってきた冷凍イチゴの賞味期限です。アメリカ合衆国産です。

BEST BEFORE 2016.06.07

と書いてあります。
DSC_1078

これも、同じくコストコで買ってきた、冷凍ブルーベリーです。アメリカ合衆国産です。(上にUnited Kingdomとなっていますが、これは、原産国名では、ありません)

BEST BY 2015.11.12 ですね。
DSC_1082

これは、コストコで買ってきた、コーンの缶詰の裏です。アメリカ合衆国産です。

BEST BY 09 07 13

と書いてあります。
DSC_1076

これは、コストコで買ってきたマッシュポテトフレークの賞味期限です。

Best before end 201601

ですね。

ここまで見て見ると、Best before ,exp などの言葉が多いようです。では、この言葉の意味を見て行きましょう。

賞味期限の英語表記

これまで見てきたように、Best before 、 BEST BY  と書いてあるのが、 賞味期限です。
直訳すると、 例えば、BEST BEFORE 22 JUN 15 は、美味しく食べられるのは、15年6月22日まで、です。

賞味期限の考えは、日本でも同じで、美味しく食べられるのは、いついつまで、ということですから、わかりやすいですね。

同じようですが、Best before end 201601 は、美味しく食べられるのは、2016年1月末まで、です。end は、終わり(末)を意味するので、2016の1月の終わりまで、ということになります。

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消費期限の英語表記

消費期限は、EXPとか、E と書いてあるものです。これは、expiration dateの略で、消費期限のことです。ですから、EXP.2016.06 は、 2016年6月が消費期限です。

P 2014. 04.30
E 2016.04.30  となっている、上の段のP は、Production date の略で、 製造日です。ですから、この場合は、2014年4月30日 製造で、2016年4月30日消費期限です。

use-by date / expiry date (英)も消費期限の意味になります。でも、この表示は、はちみつやメープルシュガーに記載されていたんです。どうみても、はちみつやメープルシュガーが、すぐにだめになるとは、考えられないですよねえ (^_^;)

どうも、賞味期限BEST BEFORE (BEST BY)と消費期限 EXP (E)とは、曖昧になっているようですねえ。

実は、イギリスの食品研究所のレポートでも、消費期限と賞味期限の使い分けが広くは認知されていない、って書いてあったんです。というわけで、大体 EXP / EXPIRY / E / USE BY / もBEST BEFORE / BEST BY も ほぼ同じと見て良さそうですね。

日付表記の問題

もうひとつ、英語表記がわかりにくくなっているのは、日付表記が日本語と違うからなんです。しかも、イギリス式とアメリカ式でも違うから、ああ、こんがらかりますね。

日付の順番:

[su_list icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#0967da”]

  • 日本語      => 年/月/日  例 2016 09 13
  • アメリカ式   => 月/日/年 例 09 13 2016
  • イギリス式   => 日/月 /年 例 13 09 2016[/su_list]

となります。

アメリカ式を採用しているのは、アメリカ、カナダなど。イギリス式を採用しているのは、 イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ。カナダに至っては、どちらかわからないですね  (´・ω・`)

月を数字でなくて、名前で表記することもあります。

1月  JANUARY     JAN
2月   FEBRUARY    FEB
3月   MARCH     MAR
4月   APRIL      APR
5月   MAY       —
6月   JUNE      JUN
7月   JULY      JUL
8月   AUGUST    AUG
9月   SEPTEMBER   SEP
10月  OCTOBER    OCT
11月  NOVEMBER  NOV
12月  DECEMBER  DEC

ですから、 先ほどの日付表記の表をつきの名前にしてみると

[su_list icon=”icon: hand-o-right” icon_color=”#0967da”]

  • 日本語     =>年/月/日   例 2016 09 13
  • アメリカ式   =>月/日 / 年 例 SEP 13 2016
  • イギリス式  =>日/月 /年 例 13  SEP 2016[/su_list]

となります。

まとめ

賞味期限、消費期限とも、まずは、日付らしきもので目をつけ、印字している部分を探しましょう。

[su_note note_color=”#d9feff” radius=”5″]Pがついていたら、製造年月日を表示しています。 EX(E) または、 BEST とかいてあれば、消費または、賞味期限です。[/su_note]

厄介なのは、日付でしたね。

イギリス、アメリカは同じ英語を使ってはいても、表現が微妙に違うんですね。慣れれば、わかりやすいのですが、5月6日などだと、どちらかわかりにくいですね。このようなときは、輸入元を確認してみてくださいね。カナダ以外なら、わかりますから。イギリス式の国は、国旗がユニオンジャックの小型版が付いている国が多いです。

[su_note note_color=”#d9feff” radius=”5″]覚え方は、「イギリスは、反対」

イギリス式は、日本式と正反対なので、 こちらを覚えましょう。[/su_note]

アメリカ式は、違う方、と思えば、なんとかなるでしょう?

 

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