フォンダンショコラの生焼けは大丈夫?小麦粉なしのレシピで安心
外は、さくっと中はトロ~リ。中から、チョコレートソースが出てくるフォンダンショコラは、濃厚で、簡単な割に、手がかかっているように見えますね~。簡単で安心な小麦粉を使わないレシピをご紹介します。
フォンダンショコラ 生焼け?焼き直しでとろけない
なんで、わざわざ「小麦粉を使わない」なんて宣言したのか、というと。。。以前簡単とろとろチョコケーキというレシピで、小麦粉を使って、焼き時間を短くして、外は、さくっと中はトロトロという、チョコケーキを作ったんです。
今思うと、フォンダンショコラ、そのものですね^^
ところが、出来上がってトロトロなケーキをを食べると、ん~??生焼けの感じじゃ??とちょっと引いてしまったので、更に焼き足したら、結局普通のガトーショコラ(?)になっちゃったのです。どうも、生の小麦粉の独特の匂いが残っていたんですねえ。
その上、知り合いのお姉さんが、先日旦那さんにフォンダンショコラを作ったら、食べた旦那さんがお腹が痛くなってしまったんです。で、よくよく聞くと、小麦粉を入れた半生フォンダンショコラだったんですよ。
そこで気になったので、小麦粉について調べてみました。
小麦粉の澱粉は、加熱されるとα化して、消化されやすい状態になるのですが、半生など、十分加熱されないと、β澱粉という状態になっています。
人間は、β澱粉を消化できないので腹痛などが起きる事があるのですって。
- 加熱されるとα化
- 十分に加熱されないとβ澱粉のまま
- 人間はβ澱粉を消化出来ず腹痛になる
フォンダンショコラ の正しい作り方
もともとのフォンダンショコラの作り方は、外のケーキ部分と中のガナッシュ部分を別に作っていたんです。今でも、本格的なフォンダンショコラは、外と中身を別に作っていますよ。こうすれば、小麦粉にきちんと熱が通るので、生焼けでお腹を壊すこともないですね。
でも、これでは、作るのが大変!ということで、(お腹壊すかもしれないけど)もっと簡単に作れる、生焼け方式が流行っているのです。生焼け方式は、焼き過ぎだとフォンダンショコラではなくなるし、焼きが足りないと、小麦粉が生になってしまいます。焼き加減が難しいですね。きっと、ある温度まで温めれば、トロトロでも生ではない小麦粉になって、お腹をこわすことにもならないでしょうがね。これが、なかなか難しい。
ならば、小麦粉を使わなければ、生焼けの匂いもないし、β澱粉でお腹を壊すこともありませんよね。というわけで、小麦粉を使わないレシピを紹介します。
フォンダンショコラ 小麦粉なしのレシピ
小麦粉を使わない安心レシピです。
材料
- 板チョコ(ミルクでOK) 1枚
- バター 40g
- 卵(L) 2個
- 砂糖 30g
- 砂糖なしのココア 15g
下準備
- プリンカップにサラダ油を塗っておきます。
- プレゼント用はおかずカップを用意します。大きさは、8,9号
- オーブンは、180度 9分に設定
作り方
1.チョコを割って、バターと耐熱容器に入れて、レンジで1分加熱します。様子を見て、足りなければ、30秒ほど足します。
2.砂糖を入れて混ぜます。
3.卵を入れ、混ぜます。
4.ココアを入れて混ぜます。
5.容器にいれて、9分焼きます。
6.焼けたら、容器をお皿の上で裏返して、振ると、出てきますよ^^
スプーンで掬っていただくのもグッドですね。これなら、泡立てもないし、混ぜるだけ!生焼けの心配もないので、安心ですね。
まとめ
小麦粉を使わなければ、腹痛を起こした知り合いのお姉さんの旦那さんも安心です。腹痛の原因を教えて、このレシピ送ったら、、安心だ、って喜んでくれました(^O^)