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糖質制限スイーツをコンビニで。チョコチップケーキを食べてみた

面倒なカロリー計算や空腹なしに出来るダイエットとして注目されている糖質制限ダイエット。甘党にはちょっとつらいですよね。そんな甘党の味方は、手軽に糖質制限出来るコンビニのスイーツ。ライザップが売り出しているチョコチップケーキを徹底解剖!気になるお味~原材料までチェックしました。

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糖質制限スイーツ コンビニの実力は?

まずは表面から見てみましょう。

 

RIZAP
ふんわり食感チョコチップケーキ
コク深い味わい

167円
糖質12.0g*エリスリトールを除く

rizapchoccake

 

糖質は12.0gですね。体重50キロの人の間食一回分の許容糖質量が大体12gと言われるので、ギリギリセーフです。※間食の糖質量{体重(kg)÷4}g→{50(kg)÷4}g=12g

 

ふんわり食感コクが売り物なんですね。期待が高まります!

 

では、ひっくり返して原材料チェックとしましょう。

 

原材料名:
卵、準チョコレート、エリスリトール(遺伝子組換えでない)、マーガリン、大豆粉、ショートニング、チョコレート、小麦たん白、ココアパウダー、食用加工油脂、小麦ふすま、難消化性デキストリン、食塩、シトラスファイバー加工デンプン、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、乳化剤、着色料(炭末、カロチノイド、うこん)、膨張剤、トレハロース、香料

 

rizap-choccake1

 

添加物は極力少ないほうが断然身体に優しいので、原材料はシンプルなものがいいのですが、原材料の種類が多いです。中でも赤字の部分はわかりにくいものなので、後ほど解説することにします。

 

次は、栄養成分表示です。

 

気になる糖質やカロリーは?

栄養成分表示:(1個平均70g当り)
エネルギー 313kcal、たんぱく質 7.2g 脂質 21.4g 炭水化物 24.4g ナトリウム 114mg

 

エネルギーが313kcal、普通のカロリー制限ダイエットだと完全アウトな熱量です。糖質制限ダイエットなので、熱量には厳しくないのですが、気になるようなら、2,3日かけて調整すれば問題ないです。

 

また、食べる時間を15時頃にすれば、脂肪をつきやすくするホルモン(BMAL1)の分泌が少ないので、より太りにくくなります。(リンク記事の後半にあります)

 

次は食レポです!では、いただきます。

 

ライザップチョコチップケーキの感想

 

チョコチップケーキ、開けてみると、色がとても濃いですね。黒い。これは、チョコの味に期待が持てます。ウリの「コク」をどこまで表現出来ているでしょうね。

ライザップチョコチップケーキ

 

色が濃いだけにブラウニーのようなずっしり感を想像したのですが、持ってみると案外重くないです。

 

色が黒くって美味しそう。チョコの香りが食欲をそそります(^o^)
食べてみると、これはなんだろう?

シャリシャリする独特の食感があります。

 

 

この触感は甘味料エリスリトールのもの。冷めると飴のようにかたまり、独特のシャリシャリした食感になるようです。

ライザップチョコチップケーキ1

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よく見ると、白いつぶつぶが見えますが、これが、キラキラ光ります。エリスリトールが冷えて結晶化したものと思われます。これがシャリシャリした食感のもとなんです。

 

大豆粉が多く入っているからか、見た目のずっしりとした感じよりも、食感は軽い感じです。もったりしてません。むしろ、ぽろぽろとこぼれやすいです。ガサツな私はこぼしてしまいました。

チョコの香りはしっかりあって、普通のチョコチップケーキと遜色ないです。甘みも強いですね。食べ終わったあと甘さが口に残ります。

 

美味しくいただいたあとは、しっかりと気になる成分について調べました。

 

 

原材料チェック

原材料の中で特に気になったものについて調べました。

 

エリスリトール

天然の糖アルコールで、味噌やメロン、清酒などの食品に含まれています。カロリーはほとんどないので、ダイエット食品によく使われます。食べ過ぎると下痢がおこることもありますが、極めて安全なものだとされています。

そのうえ、虫歯の原因にもならない、むしろ予防する効果があるのですって。

 

食用加工油脂

この商品の食用加工油脂は、植物油と水飴、砂糖、タンパク質などを混ぜたものです。

 

ショートニング

ショートニングは食用油に水素添加をして、常温でマーガリンのような柔らかい固体になるように人工的に調整したものです。

 

お菓子につかうと軽い食感、揚げ物に使うとサクッと仕上がるので多用されていますが、生成時にトランス脂肪酸を生じることが問題になっています。

トランス脂肪酸は、アレルギーや心疾患などの原因となるといわれ、アメリカなどでは、使用禁止に指定されています。日本では、規制されていないので、未だに使用されてます。

因みに、当商品のショートニングは菜種油で出来ているそうです。

 

マーガリン

マーガリンはおなじみですね。しかし、マーガリンもショートニング同様トランス脂肪酸が含まれていることが問題になっていますので要注意です。

 

難消化性デキストリン

とうもろこしから作られる、デンプンです。このデンプンを糖質と食物繊維に分け、食物繊維の方を、難消化性デキストリンといいます。

 

食物繊維なので、消化吸収されません。そのうえ、一緒に食べた脂肪や糖の吸収を穏やかにしてくれる効果があるので、トクホに使用されます。

 

シトラスファイバー

オレンジの皮の内側の白い部分で出来ているので安全性は高いです。不溶性食物繊維と水溶性食物繊維が半分つづ含まれます。水で約10倍にふくれ、保水性に富んでいます。しっとりとした食感を出すために用いられます。

 

加工でん粉

小麦粉などのデンプンを化学薬品で加工したものです。この合成デンプンは、きっちりと同じものが合成されるとは限らない(!)ので、性質などにバラツキがあります。というわけで、安全性が不明(!)です。

 

乳化剤

混ざりにくい油と水を混ぜるために使います。詳しくはこちらの記事の後半で

着色料(炭末、カロチノイド、うこん)

炭末

文字通り炭を粉末状にした黒の着色料。炭は民間療法で整腸剤として使われていたほど安全性が高いものです。

 

カロチノイド

パプリカやみかんなどの食品から生成されるオレンジ色の色素です。安全性は高いものです。しかし、カロチノイドに含まれるアナトー色素は、化学合成もので、危険性があると言われています。

 

ウコン

ウコンは調べれば調べるほどわからなくなる黄色の色素です。ウコンといえば、別名ターメリックといわれカレーの素です。また、アルコールを飲む人にはおなじみで肝臓を守る薬としても飲まれています。

身体によくて安全な色素、という主張がある一方で、ヨーロッパでは使用が禁止されている有害な着色料と言われているとも。

どちらが本当なのか、まだ調べる必要がありますが、今のところ両方の見解を紹介しておきます。

 

トレハロース

きのこや酵母に含まれる天然の成分です。バサつき防止など、食感を良くするために使われています。

安全性は高いと考えられていますが、原料のとうもろこしに問題があります。

穀物用のとうもろこしは、自給率0%(!)なので、輸入に頼らざるをえないのですが、アメリカ産のとうもろこしは、ほぼ9割が遺伝子組換えと言われています。

 

最後に

見た目よりも軽い食感でしっかりと甘さを出しているチョコチップケーキ。カロリー高めなので食べ過ぎにはご注意を。

購入する時はカロリーだけでなく、原材料にも注意したいものです。科学的に合成されているものの中には安全性に問題があるものも含まれています。でも、全て我慢するのもストレスの素。たまのリフレッシュに食べるのはアリかも、と思いました。

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skeeze / Pixabay

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