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平熱が高いと免疫力が倍増!?平熱を上げる運動と食べ物は?

この頃調子悪い、というなんとなくな不調は、免疫力が低下のサインかもしれませんよ。免疫力は平熱と実は深く関係しているのです。平熱を上げることは、免疫力アップだけでなく、ダイエットにも美容にも大事なことなんです。

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平熱と免疫力の関係や平熱を上げる運動、食事について、紹介していきます。

平熱が高いと免疫力は?

平熱と免疫力は驚くほど関係が深いのです。

  • 平熱が1℃高くなると、免疫力は5,6倍になり、
  • 1℃低くなると、3割低下してしまうのです。

こうなると、ご自分が低体温かどうか、気になりますね。

平熱が高い、低いは何度が基準になっているかまずはっきりさせ、自分の体温がどうなのかはっきりさせましょう。

平熱は36度が目安になっています。

35度台の方は、低体温になるんです。

免疫力がもっとも発揮されるのは、脇の下で体温が36.2~3℃と言われています。

低体温は、ただ体温が低い、というだけでなく、免疫力が下がると言いましたが、免疫力が下がるということは、どういうことでしょう?

免疫とは、体を外敵から守る仕組みなので、免疫が弱まると、感染症や、ガンにかかりやすくなります。

人間の体には、毎日ガンが発生しているんです。でも、免疫が発生しているガンをやっつけてくれているので、普通は、発症するまで、大きくならないのです。でも、免疫力が落ちていると、ガンをやっつけることが出来なくなり、ガンの増殖を許してしまうことになるのです。

たかが、平熱、されど、平熱ですね。

低体温は、このように深刻な健康被害に加えて、女性なら気になるアンチエイジングや
ダイエットにも影響してくるんです。

低体温だとお肌もくすみがち、脂肪も貯めこむことになってしまいます。

こんな、美容と健康の敵、低体温をなんとか克服していきましょう。

平熱を上げる運動の効果

平熱を上げるには、一番効果的なのが、筋肉をつけることです。

筋肉が熱を作っているんですよ。ですから、運動がとても大事になってくるんです。

筋肉量を増やす運動

全身の筋肉量を増やすには、下半身の筋肉を鍛えるのが効果的です。下半身の筋肉は、
大きいから効率がいいんですよ。

しかも、筋肉は下がってしまった血液を全身におくる、大事なポンプの役割もありますから血液の循環、という意味でも大事なんです。特にふくらはぎは第二の心臓とまで言われています。

下半身は、重力によって、血液が滞りやすく、放っておくと、冷えやすいので、不調の原因になっています。

簡単にできる、スクワットをしましょう。

スクワットのやり方

  1. 30秒かけて腰を下ろし、30秒かけて戻します。
  2. 1分間で1回、これを何度か繰り返します。

この時、なるべく呼吸回数を減らして、無酸素運動にすると、筋肉が増えやすくなります。無酸素運動はいわゆる、白筋(太い筋肉)を増やす運動で、ウエイトトレーニングなどで、大きい負荷をかける運動です。

有酸素運動は、赤筋(しなやかな筋肉)を増やす運動で、筋肉が大きく太くなるわけではないんです。こちらは、脂肪を燃焼させるものなんです。ランニングなど、軽い負荷を長くかけるものですね。脂肪燃焼には、20分の運動が必要になります。

ですから、出来れば、基本のスクワット=無酸素運動をしてから、有酸素運動(ウオーキングなど)をプラスすると、更に効果的に筋肉量がアップとダイエットにもなりますよ。

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運動ではないけれど、湯船に浸かるのも効果的なんです。

湯船に浸かる

41℃のお湯に10分浸かると、体温は1度ほど上がります。毎日続ければ、低体温の改善が期待できます。

また、免疫力をアップする特別な入浴法も有ります。ヒートショックプロテインという、免疫力を改善させるタンパク質があるのですが、このたんばく質は、熱刺激によって、増加するんです。

ヒートショックプロテイン入浴法 (2回/週)

1.入浴前に水分を取る

体温も測っておきます。

2.入浴時間:温度41℃なら、15分温度42℃なら、10分 入浴する

首までどっぷりつかりましょう。出来れば、体温計で測り、38℃になるようにします。これは、連続でなくてもいいですが、体温が下がらないようにしてください。

3.入浴後の保温

体温が下がらないように20分保温しておきます。冷たいお水は我慢しましょう!温かい着るものを着込んで我慢です!

20分我慢した後は、徐々に体温を下げていきます。こうなれば、水を飲んでもOKです。

体が慣れてしまうと、体温が上昇しなくなるので、そうなったら、しばらくお休みしてみます。

平熱を上げる食べ物

食べ物で知らず知らずのうちに体温を下げているかもしれませんよ。体に良い、といわれる食物のなかでも、低体温のもとになる食べ物もあるんです。

体温を下げる食物

夏が旬のもの・・トマト、きゅうりなど
トロピカルなもの・・バナナ、パイナップルなど南国のもの

この他、精白米、白砂糖、コーヒー、緑茶なども身体を冷やすものです。

体温を上げる食物

寒い時期が旬のもの ・・ネギ、りんご、梅など
寒い地方のもの・・・プルーン、さくらんぼ、人参など
根菜類・・・・大根、ごぼう、山芋、人参など

しょうがについて
しょうがは、よく体を温めると言われていますが、 生の生姜は、身体を一度温めた後、冷やしてしまうんです。 これは、生の生姜に含まれる、ジンゲロールが原因です。ジンゲロールは 殺菌力がありますが、体を温める、という意味では、 あまり効果が無いんです。 体を温める効果が高いのは、ショウガオールです。ジンゲロールは、しょうがを一度乾燥または、蒸してから乾燥させると変化してショウガオールになるんです。

ショウガオールを食べるには、手っ取り早く、パウダーを使うと簡単ですよ。パウダーにはツンツンしたジンゲロールの辛さではなく、ちょっとまろやかなショウガオールの辛さがあります。

手軽に体を温めるには、生姜紅茶がいいですよ。

紅茶に、しょうがパウダーをいれ、黒砂糖も入れていただきます。紅茶も黒砂糖も、体を冷やしません。しょうがも黒砂糖の甘みがあるので、飲みやすくなります。とろみをつけると、余計冷めにくくなりますよ。

まとめ

運動不足やダイエット、ストレスなどで、低体温の人がとても増えているのです。ここでは、運動や食事の面から低体温対策を考えました。

未来の健康のためにも、今直ぐに対策を始めたほうがいいですよ。(私もやります! (^^ゞ )

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skeeze / Pixabay

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